散歩中、道ばたにクロネコのトラックが停まっていた。
うなぎは警戒しながら、
うね〜うね〜と本物の鰻が泳ぐように、
うなぎ(シッポ)をうねらせて、
ジロジロジロジロジロジロジロジロ
ひたすらガン見。
通り過ぎるまで、延々と睨みつけている。
数日後、郵便局の赤いワゴンが信号待ちをしている所に出くわした。
シッポこそうねらせていなかったけれど、
ジロジロジロジロジロジロジロジロ
やっぱりガン見。
どちらも時折家にやってくるので、怪しい車種に認定しているらしい。
若犬の頃は、
物珍しげに人間ウォッチングをするのが恥ずかしかった。
ベビーカーを押した老婦人を、
不思議そうに眺め回していた。
狙っていると勘違いされそうで、ちょっと嫌だった。